背中の痛みの症状
30代男性。昨晩、就寝中に寝返りをうった時に背中（肩甲骨のあいだ）に痛みが走る。その後、呼吸やセキをしただけでも痛む。
痛みのために、からだをねじったり、顔を上に向けることができないと言う。普通に呼吸をしているだけでも姿勢によっては痛みを感じる。
普段はデスクワークと立ち仕事が半分半分。今回、痛くなる前に何か特別な事をしたという記憶は無い。
背中の痛みの原因を調べる
左右の肩甲骨の間、左の肩甲骨寄りの筋肉が痛いと言う。胸椎（きょうつい：背中の骨で12個ある）の動きを調べると、上から4番目の骨（第4胸椎）が大きく右にズレていた。その第4胸椎を後から前に押すと、とても痛いと言う。
就寝中に寝返りをうつ事で第4胸椎がズレたのかはわからないが、第4胸椎が右に大きくズレていたことが背中の痛みの原因となっていると考えて、第4胸椎を治療対象とすることにした。
背中の痛みの治療＆セルフケアアドバイス
- 第4胸椎の矯正
カイロプラクティック専用のベッドで第4胸椎を矯正する。このベッドは矯正の瞬間に衝撃を吸収するので痛みは無い。
第４胸椎矯正後は深呼吸しても痛みはほぼ無くなった。からだを右にねじった時に、左の肩甲骨の内側に、少し突っ張ったような感じが残ると言う。
一度の矯正だけで痛みがとれたことを喜んでいただけた。
- 首・肩・背中の筋肉を軽いマッサージで緩める
マッサージで筋肉を緩めた後、からだをねじってもらったり、いろいろな動作をしてもらい、痛みの有無を確認してもらう。
背中の痛みは全く無くなったと言う。
- セルフケアのアドバイス
就寝中の寝返りで第4胸椎がズレたのかはわからないが、背中の筋肉に疲労がたまって筋肉が硬くなっていれば、それが骨を引っ張り骨がズレる事で急に痛みが起こる原因になりうるので、普段から背中のストレッチなどをしっかりするようにお伝えする。
治療後
背中の痛みは全く無く、深呼吸も楽にできるとのこと。日頃からストレッチをしっかりとするように心がけるとのこと。
背中の痛みは不良姿勢や筋肉疲労が元で、背骨（胸椎：きょうつい）がズレることが原因で起こりやすい。
背中の痛みはカイロプラクティック治療で背骨を矯正することで高い治療効果を期待できる。
急に背中が痛くなったら、岡山市の治療院CAM（キャム）へぜひご来院ください！
